2016.09.14
今回は純正や社外品のオプションパーツの「加工」「塗装」「取り付け」です。
レクサスのRX!かっこいいですよね~♪ドレスアップしてさらにカッコよくなりました!
少し長くなりますが、最後の仕上がりのところまで是非ご覧ください。
こうやってHPに修理事例に掲載させて頂くお客様のほとんどが、弊社HPを見てご連絡を頂く方です。
皆さんも興味があれば、小さな修理から大きな修理などどんなことでも構いませんのでお気軽にお問合せ
ください。入庫頂いた方にお伺いすると「メール問い合わせに対するレスポンスが丁寧で早い」とご好評
を頂くことが多いです。皆様からのご連絡をお待ちしております♪
今回は以下のパーツを扱います(ユーザー様のご指定のもの)
・フロントスポイラー、オーバーフェンダー・・・ARTISAN社製
・サイドガーニッシュ・・・・・・・・・・・・・トヨタ TRD
・リヤースポイラー・・・・・・・・・・・・・・エイムゲイン社製
Before
After
まずはバンパガーニッシュ、オーバーフェンダーの型合わせから始めます。
↓右の写真のようにマスキングテープで合わせます。
ボディーにキズがつかないようにマスキングテープで保護をしたうえで合わせます。
バンパーガーニッシュとオーバーフェンダーを仮付けします。
↑右の写真の丸のところに隙間ができます。(ガーニッシュとオーバーフェンダーの間)
この隙間無くしたいとのことだったので、「ガーニッシュを延長して作る」ことにしました。
とてもハイレベルな作業です。
その工程をご覧ください。
↑左写真の黄色いマスキングテープのところを、右写真の丸いところのように埋めます。綺麗に。
右の写真のように、先ずはだいたいの形をとります。
その後、ガラスファイバーで強度を持たせます。
段違いにならないように、幾度も合わせて削って合わせて削って、、を繰り返します。
左右同時に作業を進めます。
段差ができない事を確認したら、樹脂で強度を持たせます。
バンパーガニッシュと合わせてみます。
オーバーフェンダーとの隙間、段差もあわせます。
型が決まりました。仮付けにスリーエム社のパネルボンディングを使います。↓右写真黒い樹脂
フェンダーから外して、さらにファイバー、樹脂で補強をします。
乾燥したら、削って合わせながらパテを塗って表面を仕上げます。
サーフェーサー塗って、ひと段落です。
後工程の職人がチェックをしています。
スケールを使って計っています・・・(そこまでするか?)
OKが出たので、塗装をしてもらえそうです。
他の部品も合わせて一度に塗ります。
次はリア部の作業の紹介です。
当事例ではわかりやすくするためにフロント、リアを分けて記載しておりますが、実際の作業は
各部署ではフロント、リアを同時に作業を進めています。
リアにはエイムゲイン社製のリアースポイラーを加工して取り付けます。
Before=左写真 After=右写真
使用するパーツです。
↓左写真がもともとのパーツ、右写真のものを新たに取り付けます。
樹脂製品なので表面に巣穴などがあるため下地塗装をしてきれいにします。
リアバンパーと合わせて、段差がなくなるように型合わせをします。
少しずつ削ってかたちを整えます。
かたちを整えたら、下地塗装→上塗り塗装!
アクセントのパーツも塗装します。
バンパーのネット部分は黒塗りにします。
↓このようになります。枠の部分が黒がになりました。
黒のネットやリフレクターのアクセサリーも取り付けます。
細部まで丁寧に磨きこんで完成です。