2017.12.04
平成5年登録の希少車種、AZ-1を綺麗に生まれ変わらせるようにご依頼を頂きました。
白いボディーを緑に変えます。
骨格部分は溶接されていますが、外側パネルは全てプラスチック製で取り外せます。
ドアーも骨の部分は鉄板ですが、外側のアウターパネルだけの取外しも可能です。
先ずは、外板パネルの取外しからスタートです。
外側パネルを取り外したら、内側は錆で大変なことになっています。
外板のパーツはいつものように凹みや傷をひろって修理しながら進めます。
今回は外板よりも内部の錆の処理が大変です。
目の粗いペーパーで錆をそぎ落とします。錆があらゆる部分に出ているので大変な作業です。
中には腐食もあります。溶接をして板金処理をして錆をとります。
錆取りを終えると、殆どの下地色がなくなりました。
サーフェーサーを塗る前に防水シーラーや錆止め液を塗布します。
ようやく、サーフェーサー処理に入ります。
サーフェーサー処理後に研ぎこんで内装色を塗装します。
次に外板の塗装準備に移ります。
細かいパーツも全て手作業で研ぎこみます。
外板パーツの全てのサンディングが終わりました、並べてみました。
塗装ブースで外板パネルの塗装に入ります。
今回塗装を担当するのは、「ほこ×たて」に出演した菅原くんです。
ドアーの裏も全て黒で仕上げます。
ヘッドランプのハウジングも長年の風雨にさらされて、錆を取って再塗装を。
ブレーキのキャリパーも塗装しました。
アブソーバは車高調整式に替えました。
ハブベアリング、ブレーキ関係は特に入念に整備をします。
ホイールも取り替えてイメチェンです。
ヘッドランプもハロゲンからHID(ディスチャージ)に替えてより明るくなります。
ボディーの組付けを行います。
ボディー全体を磨きます。
出来上がりました。
中も外もリフレッシュしました!長く乗ってもらえると嬉しいです!