2016.01.22
大きな凹みのリアフェンダー修理です
上のように、大きく凹んだボディ、通常ならパネル交換になります。
今回は費用を安く抑えたいとのご要望だったので、パネル交換せずに板金修理で行いました。
↓このように綺麗に仕上がりました。
修理前の写真です
まずはテールランプ、バンパー等の付属品を外します。
内側の部品も外して・・・裏側からラインに沿って叩き出します。
裏側から、たたき出す為に使用する工具です。
粗だしが終わった状態です。
ここからは当て盤↓を使って板金修正をします。
当て盤を使ってハンマリングが終わった状態です。
凹んでいたパネルは、鉄板が伸びてしまっています。
上記のように、ハンマリングで下↓のように綺麗に戻すには、高い技術が求められます。
次にもともとの塗膜を剥ぎます。
パテをつけて、赤外線乾燥機で十分乾燥をします。
サンダーで研ぎ落とします。
凸のところをハンマーで落として、パテを塗り重ねてもともとのボディラインを取り戻します。
パテ作業が終われば、サーフェーサー塗装します。
しっかり乾燥して、次の工程に移ります。
並行して、リアバンパーのキズも修理します。
リアドアーとの色違いが起きないように、ドアーのボカシ塗装を行います。
当社では室内に塗料ミストが入らないようにドアーを外して作業します。
乾燥後、組み付けて磨き作業、点検検査、そして完成です。