2015.03.05
ヘッドランプの照度が保安基準に不適合のため、ヘッドランプを交換されたそうです。
そうすると、ボンネットとフェンダーに隙間ができてしまい、それを埋めたいとご要請頂いたものです。またついでに全塗装も合わせてご用命頂きました。
施工後
↑このように隙間がなくなりました。
【作業工程】
まずは、ボンネットの形状を整えます。
隙間を埋める目的で、アルミ片で骨格を作ります。
作った骨格にグラスを幾度か重ねた後にファイバーパテを使って形を整えます。
次にフェンダーも同様に形成材料を用いて隙間を埋める土台を作成し、その後グラスファイバーで固めて形を整えます。
ポリパテを使ってさらに細かな仕上げを施して表面の下地処理を施します。
次に塗装前の下地塗装をします。
これでボンネット、フェンダーの隙間を埋める作業は完了です。
合わせて要請頂いている全塗装の準備にかかります。
今回は費用をおさえて、部品の脱着なしに(マスキングをして)全塗装をします。
写真ではわかりにくいですが、ブラックからブルーブラック(メルセデスベンツの純正色)にします。
ちなみにこのブースは車体を上下することができます。
高い位置(例えば屋根)を塗るときは車体を地下に下げて、無理のない体制で塗装できます。
塗装が終わり、乾燥させます。
乾燥後に磨いて、完成です!!
納車後にお客様自身でタイヤ、ホイルを仕入れて装着されるそうです。
装着されたらまたご来店いただき見せて頂けるそうなので、楽しみにしております。
有難うございました。
~その後~
ホイルを装着されたとのことで、ご来店いただき見せて頂きました。
かっこいーですね♪