2017.03.29
今回はインプレッサの全塗装させていただきました。
ブルーからブルーの塗装です。
経年でクリアーが剥がれてきたので全塗装をご決断されました。
また、オプションで付けられていたルーフのエアロパーツも、ご要望により取り外します。
Before
After
まずは分解です。
ルーフのエアロパーツを取り外して、穴を塞いで平らに仕上げます。
今回はご予算の都合でフロントガラスやリアガラスは外さずにマスキングですすめます。
ボディの小キズも板金修理します。
トランクの線キズ、ボンネットの飛び石キズも拾いながらボディを研ぎこんでいきます。
板金、サンディング工程を経て、サーフェーサー処理に移ります。
フロントフェンダーは裏側にもサビが出ていたので、防錆処理を怠らないように。
サーフェーサーを研ぎこんで下地の肌を作ります。
ここで手を抜くと塗装後に表面に現れます。
塗装作業において、前の下地処理がとても重要になります、真剣に、慎重に。
今回のペインターは入社14年のイシモっちゃん、若かった彼もベテラン職人になりました。
↓右の写真は脱脂処理中のものです。脱脂をしていないと塗料がはじかれます。
ゴミの付着を防ぐために、可能な限り小数のパーツごとに塗ります。
脱脂をして、塗装。
弊社は7基の塗装ブースを保有しております。
今回のこのブースの特徴は、「床が下が」ります。
ルーフを塗装するときに背伸びをしなくて良いので、より良い仕上がりにつながります。
小物もきちんと塗装します。ドアハンドルやドアミラー。
バンパー下部は黒塗りにして、ツートンに。
塗装に使うマスキングテープは工夫されています。
普通のマスキングだと、剥ぎ取る際に塗料が一緒に剥がれてしまう恐れがあるので、ラインテープという
塗料切れの良いものを使います。これを使うことにより、よりはっきりしたライン際が確保できます。
塗装後は乾燥→組み付け→磨き作業です。
リアーのウィングも新調されました。
おっと、ここでサービス次長のナッシーが登場。
直近は大型バス事故修理の事例において、フロントガラス取付けの際にも登場しました。
最近ちょこちょこ写りたが・・・登場してます。
↓これもサービス次長のナッシー(タオルを両手に持っています)
普段は事務所内でフロント業務をしているはずなのに、、HP事例のカメラの気配を、鋭い嗅覚で察した
のでしょうか。
完成しました。
実際に見るととてもつやつやで鮮やかな綺麗な色に仕上がっている、と思います。
ルーフにあったエアロパーツがなくなり、新たにウィングも取付け、心機一転です。
喜んでいただけるといいな。
最後までご高覧いただきましてありがとうございます。