修理事例・お客様の声

マツダロードスターNA8 全塗装(レストア)を施しました

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今回はロードスター(NA8)のレストアです。

 

最近、自動車メーカー自らが主導してレストアサービスを開始しています。

スカイラインGTR、ロードスター、トヨタの車種など、いくつか候補に挙がっていると聞きました。

自社で作った自動車ですから部品を作る事は可能です。フェンダー、ドアー、ボンネット等のネジで外す事が出来る部品は、修理をするより交換をしてより良い車に仕上げることが出来ます。今回のロードスターも着脱できる外板パネルは全て新品に交換します。エンジンやサスペンションも完全なオーバーホールをして完璧な設備による塗装も施し、本当に車が生まれ変わるような内容です。

しかし、溶接部位(リヤーフェンダー、サイドシル)などに凹みや修復歴がある場合は板金が必要になります。

そこで当社に出番をいただきました。当社はスティール、アルミ材料の板金塗装においてテュフラインランドジャパンからプラチナ認定された修理工場です。(この業種の中では最高位の基準をクリアしている)

大変名誉な事で、凹みのある車のレストアをお手伝いさせて頂けるチャンスを得ました。

メーカー保証をするレストアなので大変厳しい要望もあります。防錆工程、パテの厚み、塗膜の厚さ等、当社には難しい仕事ほど燃える男たちがいますのでチャレンジしました。

 

付属部品は全て外されて ホワイトボディの状態で搬入されました。

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これが完成写真です。

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ここから修理過程の紹介です、まずは外板部品を取り外します。

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メーカーの方でいったん取り換えて仮止めをしているだけなので、この作業は簡単です。

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リアフェンダー部分に凹みがあります。

作業基準に旧塗膜を剥離する事が条件になっているので、サンダーで剥離します。

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隅ずみまで全て塗料を剥離します。薬品を使うことは禁じられているので全て手作業で剥離します。

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内側から作業が出来ないので引き出し板金で作業します。

いつものピンによる引き出しだと凹凸ができてパテが厚くなるので、ハンダを使って引き出します。

慎重に引き出しハンマリングをしてほぼ凹みは修正できました。

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板金成形後のパテ補修の厚さは1mm以内で仕上げなければならないので、更に仕上げてプライマー塗布します。

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汚れ、油を除去してプライマーを塗ります。

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ポリパテを塗って研ぎ込みます。

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幾度か塗って研いで、1mm以下のパテで仕上がるようにします。

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1mm以下のパテで仕上がりました。

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反対側のリアフェンダーには、過去修理歴によるかなりの厚みのパテが出てきました。

全て剥離して、板金をします。

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サイドシルにも板金歴がありました、全て剥ぎ取ります。

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剥離後に板金をして、

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プライマーを塗ってポリパテで仕上げます。

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こちらも1mm以下のパテで仕上げて、サーフェーサーを塗ります。

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ボディ下部にも擦り傷がありました。

板金をしてアンダーコートで仕上げます。

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ロードスターはボディ下部にチッピングコートが塗布されています。

このコーティングが厄介でメーカーの通りを再現するのが非常に難しいものです。

肌、厚さ、見た目などを同質にするのは至難の業です。

この度、メーカーのラインで使用している同等のスプレーガンを購入しました。

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部品を仮付けして、ラインを揃えてマスキングをして、コーティングをしているところです。

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ばっちり仕上がりました、乾燥後に塗装作業開始です。

作業しているのは、ヤナセベストペインターコンテストで全国1位になったベテランエースの藤田くんです。

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部品を取り外してエンジンルーム、その他の内部を先に塗装します。

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内部の塗装が終わったら最後にもう一度全ての部品を取り付けて最終チェックです。

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隙間や段差のチェックです。

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OKなら再度部品を取り外してボディの下処理をします。(水研ぎ)

仕上がりの肌に直接影響するので慎重な作業が求められます。

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ボディ内部に塗料ミストが入らないように小さな穴も全て塞ぎます。

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いよいよブースに入れてボディの塗装です。

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まだありました。

アンダーコートの塗装が先でした。

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入念に下から吹き付けて、乾燥に時間がかかるのでボディは翌日になります。

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ボディの塗装中です。ロードスターの純正色マリーナブルーです。

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ペインターは当社の超ベテランの近藤くんです。

副工場長として塗装班全体を指導しています。

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ドアーのサッシュ、その他黒色部分の塗装を済ませます。

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磨いて、磨いて最後の調整です。

メーカーの検査員がチェックをするのでベテランの森くんも緊張した様子でした。

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ようやく完成しました。

メーカーの厳しい検査(膜厚検査等)もめでたく通過しました。

厳しい基準のもと張り詰めた作業を久々にさせてもらい、とても良い勉強になりました。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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