修理事例・お客様の声

広島県世羅町S様 カヤック(船) カスタムペイント 塗装

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ホームページの問い合わせフォームからの1通のメールが始まりでした。

 

届いたメールの本文↓(抜粋)

「車ではなくカヤック(カーボン製)のカスタムペイントをお願いしたいのですが、大丈夫でしょうか。

4月1日にお伺いするつもりです。よろしくお願いします。」

とのことです。

 

大切に使用されている競技用のカヤックをカスタムペイントをしたいとのことでした。

4月1日、来店時に頂戴した図面が↓この2枚です。

guigui2015 Mサイズ - コピー FWWL帽子片つば

 

正直、カヤック(船)の塗装や、カスタムペイント(イラストを描く事)自体、弊社ではあまり経験の少ない作業でした。

せっかくお問合せ頂きましたので最大限できることをご提供させて頂くつもりでお受けさせて頂きました。

 

新和自動車では車だけでなく、様々なものに挑戦したいと考えております。

 

「イラスト」を書くことは滅多にないので、最初は「ステッカー」をご提案しました。

業者さんに「ステッカー」の作成を外注して、それを貼ってクリアー塗装をする程度が限界だとも考えました。

しかし、ステッカーだとステッカーの厚み分(数ミリ)の段差ができてしまいます。

 

そこで、初めての試みではありましたが、すべて弊社が、それも自動車の塗料を用いてイラストを「描く」ことに決めました。

 

<Before>

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<After>

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結果的には、お客様にとても喜んでいただいたご様子で、自社で「描く」ことを選択してよかったと感じています。

 

以下、作業工程を簡単ですが掲載させて頂きます。

これまでの「自動車修理」の事例に比べて、一番ボリューミーな内容になったように感じます。

恐れ入りますが説明は簡略にさせて頂いております((・_・;))

 

 

先ずは、これまでについた古いキズや塗装の剥がれた場所を修理します。

ボディをすべて1色で塗りなおします。

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ファイバーパテや樹脂を塗ってキズを埋めます。

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小さなキズを修理しながら、研ぎこみをします。

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全体が研ぎ終わったら、サーフェーサー(下地塗料)を塗付します。

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サーフェーサーの乾燥後、肌を揃えながら研ぎこんで上塗りの準備です。

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塗料がかかってはいけない場所を丁寧にマスキングします。

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特別に加工した即席の作業台にセットします。

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塗装ブースに入れて。

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先ずは1色目を塗ります。

今回はイラストを入れるため、クリアー塗装が複数層になります。

なので、控えめの最低限にクリアー塗装を塗付します。

クリアーに厚みが出ると、ヒビ割れにつながります。

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カッティングシートで★のイラストを作成します。(青いシートがカッティングシート)

これを型紙として、塗料を吹きかけます。その準備をしています。

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透明度の高い黄色を塗るために、何度も塗り重ねます。

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黄色を塗って、クリアー塗装を行いました。

乾燥後、周囲のマスキングを剥ぎます。

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★のカッティングシートを剥ぎます。

塗料がかけないように、慎重に、慎重に、時間をかけて剥がします。

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船底の★マークの完成です。

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同様の手法でサイドの文字を入れていきます。

このカッティングシートも何度も作りなおして、自社で作成しました。

フォント感やサイズ、オーダーにより近づけるためにひとつひとつこだわりました。

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前側には稲妻のイラストです。

同様にカッティングシートを作成しています。

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慎重に、慎重に、慎重に。

この作業をしているのは弊社の優秀ペインター、とても手先が器用な藤田くんです。

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カッターナイフを使用しながら、慎重にカッティングシートを剥いでいます。

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文字のほうは更に難易度が高いです。

息を止めて作業をする、藤田くん。

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反対側面のボディには稲光の細いラインを入れます。

作業手順は上記同様なので割愛します。頑張れ、藤田くん。

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一番の難所はこれからです。

ドクロマークのロゴを入れます。

赤、白、黄、黒と数色を使用するため、順序やマスキングなどどれも高度な作業になります。

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先ずは、ドクロマークの回りに「オール」を模したイラスト。

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最高難度のドクロマークからいったん離れて、側面の「雲」のイラスト。

もはや、慣れたもので簡単そうに見えます。が、どれも難しい作業です。

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藤田くんは通常の自動車のペイントもこなしているため、要所要所でペインターリーダーの近藤さんも登場します。

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一度、クリアー塗装をして整えます。保護の役割もあります。

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だいぶ、それらしくなってきました。

あと一息頑張れ藤田くん。と、近藤さん。

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ドクロの鼻を赤で塗っています。

この一連の作業で、大量のマスキングを使用しました。

でも、綺麗に仕上げるためにはマスキングが必要不可欠です。

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鼻の次は顔全体を白で塗ります。

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いったんマスキングを剥がすと、こんな感じに仕上がっています。

口元が歪んているようですが、これも指定のイラスト通りに描いています。

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イラスト、最終コーナーです。

ドクロの輪郭等を黒で塗ります。

緻密な下書きを施し、マスキングを行います。

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更に、カッティングシートで帽子部分のアルファベットを作成します。

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黒の塗料をかけます。

とっっっっても時間のかかるマスキング作業とはうらはらに、塗料をかけるのは一瞬です。

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最後は藤田くん、近藤さん、最強タッグでマスキング剥がしです。

真剣な目の近藤さん。

絶対に目が疲れたはずです。

あ、左下の写真にはペインターいしもっさんも登場しています。

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総仕上げのクリアー塗装に向けて、塗り重ねた塗膜のわずかな段差を整えます。

そういえば藤田くんはずっとマスクをしています、風邪でしょうか、花粉症でしょうか。

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最終のクリアーを塗り終えました。

とっても綺麗に仕上げることができました。

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世界に1台しか存在しない、カヤックです。

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岩や木にぶつからない様に祈っています。

もし、もしぶつけてしまった際は、新和自動車のFUJITAまでご連絡ください!

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

新和自動車は自動車だけでなく、様々なものの修理、塗装に挑戦していきます。

ご用命がありましたら、ご遠慮なく、ご連絡ください。FUJITAまで!!!笑

 

 

 

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