2022.10.14
この度、Aston Martinの「ボディリペアセンター・カテゴリーＡ」の認定を取得するために、イギリスに行ってきました。
Aston Martinの最新モデルでは、フレームやボディにアルミや特殊な合成素材が使用されています。これらを取り扱うためには、製造工場に匹敵するほどの特殊設備や、最高峰の技術の保有を認められた、カテゴリーAの工場でなければなりません。これまでの当社のカテゴリーＢでは修理可能範囲に限界があるため、カテゴリーＡに挑戦することを決めました。
そしてこの度、設備購入、事前バーチャルトレーニング、イギリス現地トレーニングの全ての工程を完了致しました。（設備、virtualtraining、リアルtraining、交通費、宿泊費…合わせると何百万円の費用になります）この度はDBX、DB11、Vantageのトレーニングで、今後も新型車が出るたびにトレーニングの受講が必要になります。
当然、カテゴリーAは世界共通基準で運用されており、世界中どこでも高品質な修理が受けられるというわけです。現地トレーニングには世界中から選りすぐりの板金塗装工場が参加されていました、ちなみに日本のカテゴリーA工場は３社だけです。
一連を通して、メーカーが販売だけでなくアフター(修理等)まで厳しい基準で統率されていて、日本車メーカーではここまでのシステムはなく、世界との違いを感じました。当社としては世界基準の設備・技術・品質を常に取り入れるように心がけ、自動車構造の目まぐるしい変化（自動運転、EV等）に適応していきたいと考えます。そのために必要な投資です。
トレーニングに参加した当社職人はジャガーランドローバーのアルミ溶接資格を保有するベテランの凄腕職人です。慣れない海外でのトレーニングに嫌な顔ひとつせず挑戦してくれて、完璧にこなして帰ってきてくれました、お疲れ様でした。
まずはお気軽にご相談ください
0823-82-8203
平日9:00～18:00
土曜･祝日9:00～17:00
日曜 定休日
