2017.02.28
かねてより広島大学キャリア支援グループさんとの提携によりインターンシップを応募していました。
このたび、1名4日間のインターンシップに来ていただきました。
広島大学工学部3年生Yさん(女性)です。
Yさんは、
工学部で化学を学ばれ、有機物である塗料、そしてものづくり、ものの修理過程に興味を持たれ、大学内
で当社の受け入れ情報を見て、自ら応募してくださったものです。主に塗装の就業体験を希望されました。
結果的に、
4日間通して、明るくフレッシュで、何事にも興味をもち、最後まで集中して取り組んでいただきました。
最初は、当社のような汚れる現場に女性が来ていただいて、期待に応えられるのかとても不安でしたが、
楽しいという言葉を毎日いただいたようでよかったです。
なにより、モチベーション高い学生が現場に入ることで、当社職人が良い刺激を受けて職場全体が明るい
雰囲気に変わったように思います。
4日間のスケジュール
1日目・・・塗装について(超簡単)座学、一連の工程見学、廃棄ドアを利用してサンディング・サフ体験
2日目・・・調色について説明、調色体験(実際にいくつかの車両の色を作る)、マスキング体験
3日目・・・塗装ブースに入り職人の塗布作業見学、廃棄パネルへの塗料塗布体験、板金作業等見学
4日目・・・さまざまな部署の見学(板金、フレーム修正、溶接、磨き等)、廃棄ドアのパテ・サフ体験 等
最後に簡単な感想文の提出をお願いさせていただきました。
冗談で「原稿用紙2枚」と伝えて、冗談として伝わっているはずですが、とっても丁寧な長文で感想を
いただきました。驚いたのが、作業名称に誤字がなく、全て的確に表現されていました。我々玄人が
読んでも違和感のない文章というか、、普通1回の体験だと「あの作業って何て言うんだろう」とか、
全ては理解できず記憶に残りにくいものだと思います。原稿用紙2枚と言ってもいいくらいの感想文
を書ける情報量を初めての場所でゲットして帰る、素晴らしい学生さんだと改めて思いました。
おそらく、常にメモを取られたのだと思います。熱心な姿勢がビシビシと感じられる感想文でした。
<Yさんの感想 抜粋>
事故車のフレーム修理や部品交換から、凹み・傷を直す作業など、様々なプロセスを間近で見せていただ
きました。新和自動車さんでは、どのようなタイプの問題も、それぞれ最適な修理方法を考え解決します。
社員の方は、私が触っても分からないような凹凸を発見したり、塗料の配合を変えて色の微妙な違いを
生んだり、車によって塗布の仕方を調整したり、ということができます。
経験に基づいた丁寧な仕事によって自動車が生まれ変わっていく過程に感激しました。
また、私は塗装業務を体験させていただきました。黒いドアの色をはがし、グレーに塗り替えましたが、
色の上をコーティングする「クリア」のムラが特に目立ち、塗装の難しさを実感しました。
4日間の就業体験中、社員の皆様が親切に接してくださり楽しく過ごすことができました。
今回インターンシップをお願いして本当によかったです!ありがとうございました!
「是非当社で働いてほしい」と喉から手が出るほど言いたかった方ですが、もっともっと大物になる人材だと
思うので、その言葉は飲み込みました。笑
Yさん、当社としてもとても貴重な体験となりました、ありがとうございます。お疲れ様でした。
勉強やさまざまな体験をたくさんして、明るい未来に向かってがんばってくださいね!