2017.06.22
ラジオCMや広告でお世話になっている広告代理店社長さんのアルファロメオをお預かりしました。
普段は奥さんが乗っている車のようです、綺麗にしてほしいとのことでした。
作業内容は、
・リアクォータとリアバンパーの小キズを板金塗装
・ボディー全体のコーティング
・アルミホイールの修理(4本)
↓リアクォータとリアバンパーのキズです。
ボディに反射しているカメラを持った青いツナギの男性は、我らの工場長、コニシです。
↓アルミホイールのビフォーアフターです。
修理過程をご紹介します。
まずはバンパーを取り外して修理を始めます。
素材は樹脂(プラスチック)です、強力なドライヤーで温めて変形箇所を粗だし整形していきます。
ドライヤーが終わると、パテ処理をしていきます。
パテが乾燥したら、パテを研いで仕上げます。
他にも小さなキズがあるので研ぎ落としてパテを塗って
バンパー全体をサーフェーサーで仕上げます。
次にボディ(リアクォーター)のへこみの修理、板金をすすめます。
表と裏からハンマーで板金修正をします。
綺麗に修正が終わりました。
あとは下地作り、パテを塗ります。
ペーパーで幾度か研いで綺麗な表面にします。
サーフェーサーを塗るために脱脂をしています。
サーフェーサーの仕上げです。
余談ですが、今回の現場は国際色豊かです、アメリカ、ドイツ、イタリア、イギリス、、、たまたま勢ぞろいです。
さて、アルファロメオの続きです。
タイヤを取り外してタイヤとアルミホイールを分解し、ホイールのエッジ部分を修理します。
塗装準備で隅々まで汚れを落として、ペーパーがけをしています。
作業をしているのは、ベトナムからの実習生のロン君です。
来日してちょうど2年が経過しました。故郷の彼女を想って仕事をしているのかな?
サーフェーサーからホイールの色に塗り上げます。
綺麗に仕上がりました。
ホイルバランスをとって、タイヤを組んで、ボディーに取り付けて完成。
今度はボディの塗装です。
傷の板金が終わったら塗装箇所を水研ぎ→空研ぎで塗装準備です。
これもまたロン君が担当しています。右手が彼女を壁ドンするイメトレのように見えます。
塗装室でマスキング作業、担当しているのは来日1年半のラム君です。
彼はジャニーズ顔で日本人女性から人気のようです。
実習生を教えながら、塗装作業をしているのが、当社のホープ、日本から来たケンジ君。
ベース、クリアーと順番に塗布していきます。
綺麗になってきました。塗装作業者は引き続きケンジ君です。
組付け後、塗装箇所を磨いて、全体をコーティングして完成です。