2015.09.11
バックドアーが破損!
幸いにもガラスが壊れていない時は、脱着して再利用します。
古い車や商用車のバックドアーはゴム(ウェザストリップ)で取り付けられていますが、最近の車、特に乗用車はボディの強度を増す為に接着剤で非常に強固に張り付けられています。
とても専門性が高い作業なので、専門の施工業者さんに外注するのが通常でした。
失敗すると雨漏りなどになる、とても高い技術が要求されるものです。
当社では!
このような作業も行うことができます!
外注費を抑えて、お客様へ1円でもお安くご提供するために、様々な技術を習得するよう心がけています。
ガラスの脱着作業の工程を以下ご紹介いたします。
修理前の写真→バックドアーがヘコんでいるためバックドアー交換です。ガラスは無傷なので脱着して再利用します。
最初にガラスを外す作業です。
ガラスとボディーの間を接着している、接着剤を切断します。
L字に曲がっている特殊なカッターと、ピアノ線のような強くて細いケーブルワイヤーです。
カッターとワイヤーケーブルを駆使して、ガラスをボディを切り離します。
ボディから取り外した状態です。
矢印している黒い部分がもともと付いていた接着剤です。
塗装の終わった新しいバックドアーを取り付けます。
もともと付いていた接着剤をスクレーパーで綺麗に削り取ります。
汚れや油脂分も綺麗に取り除くことが重要です。
新しい接着剤を塗布するために特殊なプライマーを塗ります。
ボディ側も同様に綺麗にします。
これは、新しい接着剤を塗る装置です。
この時の接着剤の高さが重要です。
高さにムラが出たり、隙間があると雨漏れの原因になるので慎重に作業する必要があります。
左右、高さをよく見て位置を決めて、しっかり押さえつけて貼り付けます。
しっかり押さえつけないといけません。
結構速く固まるので作業は手際よく!
接着剤が固まるまで仮押さえのテープで固定している写真です。
完成です!
接着剤の性能が良いので30分もすれば水をかけてもOKです。
水漏れテストを終えて作業完了!!